お疲れ様~
今日は、カンボジアの衣料品に関して少し書かせて頂きます。
カンボジアも日本同様に輸入品がほとんどを占めています。
カンボジアの輸出産業の一位は、衣料品の輸出なのですが、自国での販売は、とても少ないです。
どうして?
輸出産業のトップ商品が自国で販売されていないか?
生産はしているが、大手企業の物が多く基本的には、輸出のみの状態ですね!
スポーツ品アディ○○、カジュアル品ユニ○○などが皆さんの知っているブランドにあります。
以前、建物が崩壊し、従業員が沢山死んだのは、スポーツ関係の工場でした。
私も、カジュアル衣料の工場(中国資本)と以前、商談しましたが、最新の日本機器が500台位
有りましたね!
1台X500万円位のものです。
すごい設備投資です。
日系の工場とは、投資の規模が違いすぎます。
さて、ここで問題です。
この工場は、何を作っていると思いますか?
この、カンボジアで?????
南国のカンボジアで生産をしているのは?
そう、皆さんもご存じのカシミア関係セーターです。
なぜ、南国カンボジアで???
セーターの生産なのか?
よく言われることに、寒い国で着る商品は、温かい国では、上手に作れない・・・・
と昔から、工場関係者が言っていますが・・・
これは、単なる迷信と思いますが、必要性が分からないので、適当に作ると言われています。
このカンボジアの工場を視察した時には、機械自体は、最新のコンピューター制御のため、
このような事は、考えられませんが・・・・
機械は、人と違い気持ちを入れて物は作りませんからね!
また、カンボジア国内に自国品が出回らない理由の一つに、正規の代理店が存在しません。
ゆえに、アディやユニなどは、販売されることが無く、輸出だけになっています。
また、単価的にも高くて買えません。
2014年には、スポーツメーカーの正規代理店は、出来ましたが・・・
カンボジア製で出回るのは、輸出のできない不良品がとても多いですね。
なので、品質的なことをカンボジア人は、雑貨関係と同じような順位をつけます。
タイ、ベトナム、中国・・・・
また、ベトナムから偽ブランドがたくさん来ています。
ブランド品の正規代理店が無いので・・・ 3年前くらいの中国と同じ状況です!
衣料品の単価も非常に安いです。
Tシャツ関係は、基本2ドルくらいから・・・下着関係は、結構高いですね!
(カンボジア単価での話ですよ! 日本のワコー○は、売れていません)
アパレルの売れ筋をうまくつかむと商売は、楽しいかもしれませんね!
でも、日本人としては・・・・
日本で売る方が簡単ですよ。
それでは、また次回に