こんにちは、庄司です。
いつもご購読いただきありがとうございます。
今日は、新規依頼の小料理店の内装工事お話です。
この社長は、今回で5件目の出店です。
プノンペンST242の小料理店です。
さて、どんなお店作りをしていきましょうか?
「お客様との会話を楽しむ」がコンセプト
カウンター席中心で、「お客様との会話を楽しむ」がコンセプトのお店です。
年配の日本人オーナー様で、店は自分一人で動ける調理場!
焼き鳥や煮物などを中心としたメニュー作りを考えているとのこと。
カウンター中心の小料理店をイメージしているご様子です。
デザイン打ち合わせ!
カンボジアでも日本人にデザインパースを頼むと高い!
日本以上の値段を請求されるの事が多いです。
なぜ?と思うことも多いのですが、
日系のデザイン会社が少ないので、言い値的なところがありますね!
もう一つ、高い部分では日本と同じような感覚で
日本的な材料を発注すると!
カンボジアに無いため、日本から取り寄せることになります。
結果的に日本の工事より高くなってしまうことも多々あります。
顧客の強み、特徴作り!
このお客様の強みは?
やはりお店を作る場合にお客様の強みを考えるのが
一番大切ですね!
このお客様の強みは、
・料理の腕前? 会話術? 等々考えてみましたが見つかりません!
「困ったなー」
料理が趣味と言われています。
強みといえば、毎月日本へ帰られる!
毎回、日本から食材を持ってこられる。
カンボジアでの食材探しは、卸問屋が限られていて、
どの店も特徴が出し難いのが現状です。
野菜は安いのですが、調味料やその他がやたらと高い!
日本的な味を出すのに、原価計算が大変ですね。^^
内装工事打合せ!工事のポイント
お客様のご希望を聞きながら、予算を確認し見積を作成していきますが
今回のご予算が1.5万ドル!
内容を聞いていると、なんとかできるかな?
飲食店の場合は、予算が少ない場合でも弊社で必ずお勧めしているのが
給排水の工事です。
ここ、カンボジアでは住居を改装して、店舗にすることがほとんどですが
排水の問題がオープン後に起きることが多くあります。
下水道関係の整備が遅れていることもありますが、
排水パイプが日本に比べて細いものが多く、1年以内にやり直しをするケースが多々あります。
また、次に多いのが電気関係の容量ですね。
家電製品が普及し始めたばかりなので、電気容量が小さいことが多く
店舗を始めるときに、エアコンが付けられないなど、
日本では考え難いことが良く起こります。(笑
また、お話を聞いていると、流し台の高さなど、細かい注文も頂きました。
ご年配経営者のため、前屈みになるのが辛いとのこと!
毎日のことなので、結構重要な要素ですね。
デザイン集め!
前にも触れましたが、デザインを依頼すると高いので、
ここは、お客様のイメージを写真で頂き、図面の作成に取り掛かります。
ネットでイメージに合う店を探していただき、
そこから平面図に落とし込み、製作現場で詳細打ち合わせをしながら
今回のお店作りを進めて行くことに!
大切な進捗管理!
工事を進めて行くうえで、カンボジアで気を付けなければならないのが
進行管理になりますね!
ローカルの会社に依頼をしても、返事はいつも、
「大丈夫です。」と返ってきます。
これを信じて、最初のころはひどい目に何度も遭遇!(笑
カンボジア人は、プライドが高く!
決して「出来ない」と言いません。
いつも、無理くりの様に仕上げて完了します。
これはこれで、すごいと思う時もあるのですが
後日に必ずクレームになります。^^
やはり! 拝見していると
日本のお客様を納得できる内容にはなりませんが
オープン日もあるので、妥協する事が殆どですね!
長くて1年以内に、やり直しのお仕事を頂くことが
弊社も多いです。
以上のようなことを踏まえながらこれからの精進して
仕事に取り組んでいきますので宜しくお願い致します。
Galaxy Trend FX – ギャラクシー・トレンドFX
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